妻や友人と音楽を流し合いして、「うわぁ…あったなぁ…!」と言わせたら勝ちという、人類音楽史上でも非常に重要な大会を不定期に開催している。
うわぁ…あったなぁ…!選手権である。
うわぁ…と書くと芸能ゴシップの釣り記事タイトルのようだが、ここでの「うわぁ…」はとてもポジティブな意味である。
うぁ…あったなぁ…懐かしい…イイ…!
こう思える曲って、誰もが知っている名曲ではなくて、隠れた名曲というパターンが多い。
木村カエラのMagic Musicもそうである。
ButterflyとMagic Music
木村カエラと言えばButterflyが有名だが、Magic Musicも繰り返し聴きたくなる名曲である。
選手権の中では、Butterflyを流しても「うわぁ…」とはなるのだが、Magic Musicのほうが「うわぁ…」度が高い。
サザンだったら「TSUNAMI」より「愛の言霊」
ミスチルだったら「Tomorrow Never Knows」より「【es】〜Theme of es〜」
マイラバだったら「Hello, Again」よりも「NOW AND THEN」
…といったように、誰もが知っている名曲に隠れた、でも聴けば “その当時” を生きていた人間なら思わず鳥肌が立つような曲の「うわぁ…」度は非常に高い。
Magic Musicを久々に聴いた私の「うわぁ…」度が非常に高かったので、今回こちらにしたためた次第である。
イントロから「うわぁ…」パターン
「うわぁ…あったなぁ…!」選手権では、イントロからいきなりグワッと心を掴まれるパターンと、サビに来ると一気に「うわぁ…!」がやってくるというパターンがある。
Magic Musicは前者である。
あの軽快なイントロを聴くだけで、悶絶する者多数である。
2022年10月28日現在で30代の人間にこの曲を聴かせてみれば、高い確率で「うわぁ…」を引き出せるだろう。
ちなみに、「うわぁ…」を引き出したからとて、何があるわけではない。
何のインセンティブも無い。
ただ、そういう無駄なところに楽しさが詰まっているのである。
効率やスピードを求める世の中とは逆行する、限られた 暇人 特権階級だけに許された、贅沢な遊びなのである。
ぜひあなたも、「うわぁ…あったなぁ…!」選手権を開催してみてほしい。
数々のMagic Musicたちが、あなたの心に「うわぁ…あったなぁ…!」をたくさん運んでくれるだろう。
Magic Music。
人々の心に、束の間、華やかな残り香を残し、贅沢で満たされた時間を過ごさせてくれる。
その姿はさながら、鱗粉を華やかに漂わせながら飛ぶ蝶のごとく。
Butterfly 今日は 今までの どんな時より 素晴らしい
そうか。
この曲ってこの選手権のことを歌った歌だったのか。