米津玄師の新曲「KICK BACK」が、モーニング娘。の2002年の楽曲「そうだ!We’re ALIVE」の歌詞を引用していると話題である。
おじさん連中は聴けば一発で分かるのだが、どこがモーニング娘。なのか分からない若い世代もいるかもしれないので、ここに記しておく。
冒頭とサビ終わりの「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」の部分である。
そもそもそんな若い世代、いわゆるZ世代は、このページにたどり着かない気もするが、おじさんになると教えたがりになるものらしい。
そもそも「いや、そこの歌詞が同じなのはもう分かってる」という声も聞こえてきそうだ。
せっかくなので、米津玄師が「KICK BACK」でモーニング娘。の曲を引用したから、だから何なのか?ということを独自の視点で考察してみたい。
「そうだ!We’re ALIVE」当時のモー娘。
「そうだ!We’re ALIVE」は、2002年の発売の楽曲だ。
この曲を聴いて真っ先に思い出したのはオリンピックである。
何かオリンピックの曲だったな…と思い出したおじさんおばさま諸氏も多いのではないだろうか?
調べてみると、2002年冬ソルトレイクシティーオリンピックの番組で起用された曲だった。
CMに行く度に、「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」とモーニング娘。の曲が流れている時代。
ああ、あの頃は平和…だった…わけでもなかった。
そもそもモー娘。が世間的にハネたのは、1999年の「LOVEマシーン」で、若い女の子が元気の無いニッポンを応援するという構図がウケた部分があったと記憶している。
当時のニッポンは元気が無い、覇気がない、失われた10年、景気後退、世紀末の時期と相まって、とにかく暗い雰囲気を醸し出していた。
まぁ、言ってみれば、ニッポン、陰キャだったのだ。
陰キャニッポンを救ったモー娘。
陰キャニッポンを明るくした、モーニング娘。
こう書くと陰キャが悪いみたいだが、自分自身も陰キャと自認しているので、自虐的な意味を含んでいるとご理解いただきたい。
陰キャのニッポンを明るくする、若い女の子たち。
それはさながら、ひねくれてひねくれて世の中に恨み節を言いながらも、なぜか美女たちに囲まれることになるアニメの主人公のようである。
揃いも揃って若い美女たちに、「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」と歌われたら、最初は「なんだようるせえな」と思っていた主人公も、クライマックスには結局いい感じに成長を遂げて、照れながらこう言うはずだ。
いくつになっても WOW 青春だよ
モーニング娘。「そうだ!We’re ALIVE」より
と。
陰キャニッポンはその後、景気を上向きさせた。
モーニング娘。の功績によって…いや、ニッポンという主人公を囲んだ美少女キャラたちの功績によって。
歌詞の符合は他にもある
与太をこくのがこのサイトの主旨なので、話をムリヤリ進めよう。
米津玄師の「KICK BACK」と、モーニング娘。の「そうだ!We’re ALIVE」には、他にも歌詞の符合があった。
「幸せになりたい」の部分である。
なんともストレートな表現であり、究極の願いであるが、チェンソーマンの物語に照らし合わせると何とも味わい深い表現となる。
詳しくは語らないが…というかまだ1話しか観ていないから語れないのだが、1話を観ただけでも十分に、この歌詞の意味はガツーンと来るものがある。
ここで、「そうだ!We’re ALIVE」時のモーニング娘。のメンバーを列挙する。
- 1期:飯田圭織・安倍なつみ
- 2期:保田圭・矢口真里
- 3期:後藤真希
- 4期:石川梨華・吉澤ひとみ・辻希美・加護亜依
- 5期:高橋愛・紺野あさ美・小川麻琴・新垣里沙
「幸せになりたい」
こちらもまた、非常に味わい深い歌詞である。
いまいちピンと来ないZ世代の諸氏は、各メンバーのその後について、各自検索等されたし。
誤解が無いように記載しておくが、私自身はこの当時のモーニング娘。はとても好きだったし、特に私立岡村女子高等学校など、録画したビデオを何度も観た人間である。
竹下通りを加護ちゃんと岡村さんが走り抜けるシーンは、今でも深く印象に残っている。
- 努力 未来 A BEAUTIFUL STAR
- 幸せになりたい
この2つの符合する歌詞が、改めて染みる。
…!
この2曲、ナイナイ岡村さんの曲だったのか。
いまいちピンと来ないZ世代の諸氏は、ナインティナイン岡村隆史氏のその後について…以下略