年甲斐もなくspotifyで流行りの曲を聴くのが好きです。
お、indigo la End新曲か。
と思った「白いマフラー」
ここ何年かでindigo la Endの存在感増してる気がする昨今、また良曲だなーと思っていたら、2012年の会場限定シングルがサブスクで解禁されたということで。
2012年に何をしていたか
生まれたときから懐古厨。
2012年の曲を聴いてたら、そら2012年の記憶をブワっと巡らせてしまいます。
仕事辞めようか迷っていて、もうすぐ30歳で、しかし何の自信も無く、日々を食いつぶしていましたね。
あの頃、何の音楽を聴いていたのでしょうか。
i Pod Classicに大量の曲を詰めていた記憶があります。
まだゲスもindigo la Endも世に大きく出る前でしょう。
ここで、2012年のロッキンのラインナップを見てみましょう。
うわーっ!懐かしいー!っていうのを期待したんですけど、何か割と「うん。そうだよね」みたいな印象の自分に拍子抜けしております。
クリープハイプがウイングテントだったり、アレキサンドロスがchampagneだったりしてますね。
解散しちゃったバンドもいますが、何かこう、ふるー!っとはならないですね。
12年前と書くとものすごく前のような気がしますが、今の時代と地続きな感じがします。
白いマフラーの頃
この曲が解禁されたことで、私と同じように2012年に思いを馳せている方もいるでしょう。
2012年…
個人的には人生の中でも中々ハードな1年でございました。
その頃の自分に「白いマフラー」を聴かせても、何とも反応しなさそうだなと思います。
それぐらい、感性が死んでいました。
それが12年後に聴くと感性の毛穴?がブワっと開いて、じっくり味わいながら聴いているから不思議です。
もう戻らない時間を思い出させてくれた「白いマフラー」
本当は思い出したくもない記憶なんですが、それすら美しい思い出に変わってしまうので、音楽のすごさを改めて感じます。
無彩色だった2012年が、無彩色の白いマフラーによって彩られました。
これを奇跡的に読んでくれているあなたの2012年はどうでしたか?