佐久間さんの代打で、ヒコロヒーのオールナイトニッポン0が放送されていた。
国民的地元のツレを自称するヒコロヒー、放送を聴いて改めて思ったのは、喋りがめちゃくちゃ上手いな~!ということ。
一人ラジオでしかも代打で、あんなにエピソードが出てくるのがすごい。
そもそも声が心地よいのでずっと聴いてしまう。
放送で気になったのが、ラジオ曲を男に例えたくだり。
ヒコロヒーのラジオと男たち
放送でも触れていたヒコロヒーが出演している(た)ラジオ局をおさらいしてみる。
- GERA
- 文化放送
- 東京FM
- TBSラジオ
ここに今回のニッポン放送が食い込んだ形だ。
それぞれのラジオ局を男として考えているというヒコロヒー。
- GERA(青山の男)
- 文化放送(浜松町の男)
- 東京FM(半蔵門の男)
- TBSラジオ(赤坂の男)
- ニッポン放送(有楽町の男)
男たちにはそれぞれ色があり、有楽町の男が一番雑に呼びつけてくるという。
有楽町の男は年中モッズコートを着ているらしい。
モッズコートと言えば映画「さらば青春の光」か、銀杏BOYZの峯田和伸氏を思い出す。
有楽町の男というより、下北沢・高円寺の男という感じだが。
ヒコロヒーの不思議な魅力
ヒコロヒーは声がいいと思う。
抑揚が抑えられた声で、ずっと聴いていられる感じ。
深夜3:30にちょどいい声と言っていたが、お昼のAMでもFMでも聴きたい感じだ。
ヒコロヒーは松竹芸能で、最近奥さんのDM砲によりハネたみなみかわ氏とユニットを組んでいた。
そのユニットがすごくハネた…とかでは正直なく、そもそも気づいたらジワジワと売れてきた芸人さんだ。
この堂々とした風情と、淡々と喋る感じ、観ていて、聴いていて、すごく惹き込まれてしまう。
地方のスナックのようなお店に思い切って入ってみたら、見た目はちょっと怖くて、常連のおじさんにキツイ言葉でめちゃくちゃ突っ込んでいるママがいて。
うわー…やばいかな…と思っていたら、一見さんにはすごく優しく、人当たりがいい。
気づいたら心地よくお酒を飲んで、常連さんも交えて談笑している。
ヒコロヒーにはそんな空気がある。
おばけが怖いというのも、ギャップがあって魅力的に映る。
すっかりヒコロヒーの虜である。
有楽町の男も、雑に呼びつけてしまうのは、焦りを感じているからかもしれない。
他の男にヒコロヒーをとられるのではないか…と。
いま、ラジオ界の一部の男たちにとって、ヒコロヒーは「時代」である。